インスタグラムには少し書いてましたが、記録とお願いで書きます。

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私は去年の春に「子宮頸部高度異形成」という病変を切り取る手術を受けています。子宮の入口の所の細胞がウイルスに感染して起こる病気です。多くの場合が自己免疫で自然消失します。

私は1年前に子宮頸がん検査で引っかかり生検をした所、ハイリスク型と診断された時には高度異形成の上皮内癌でした。すぐに切除し先生からも術後観察で大丈夫と言われたので、術後しばらく出血がありながらも、半年ぐらいには普通に過ごしていました。

 

今年1月頃にまた同じ病変で中度が出ていたので、取り残し?と聞いたら「取り残した場合は同じレベルの異形成が出ます」と言われてここで再発している事がわかりました。

 

ただこのウイルスは大抵は自然消滅するので取り敢えずは様子を見てみましょうとなりましたが、6月になっても私の中からは消えませんでした。

放っておいて問題無いのか、もし浸潤していたらどうしようと不安をずっと持つこと自体がストレスで、二度目の手術を受ける事にしました。

 

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そして今日退院してきたので、後は取った部分が良性か悪性かの検査結果待ちなのですが、肩の荷が降りたというか、やっぱりこの不安な状態で居続けるよりも決断して良かったなと思いました。

 

今回のデメリットは子宮は残したけど、二度目の切除の為、子宮頸部がかなり短くなったので(というかほぼ入口が無くなった)流産リスクがとても高くなったとの事でした。これは何度も先生から説明されましたが、私には大切な息子が居るのでもう大丈夫ですと言い切ってました。もし私がひとりだったらもっと考えていたと思うけど、癌になって死ぬかもと思ったらそれ以外に選択肢が無かったので、もうこれは運命だったと受け入れて納得した上で手術をお願いしました。

 

 

私が去年こうやって伝えたので、何人かの友人が子宮頸がん検査へ行ってくれたりして、そういうきっかけを作れて本当に良かったなと感じております。

 

子宮頸がん検査の基準が若年化しているのは、この子宮頸がんや異形成の主たる原因が、性交渉をした人は必ず持っているウイルスだからです。だからといって全員が感染して癌になる訳では無いのですが、そういうリスクも実は持ち合わせて生きているという事です。詳しくは下記URLよりご参照下さい。

https://www.tokushukai.or.jp/treatment/gynecology/sikyukeigan.php

 

あれ?おかしいな?と思ったらまずは病院に行きましょう。私は生理が二ヶ月来なかったり、不正出血が止まらなかったりしたので、普通に不便だしホルモン剤貰おうかなという感覚で産婦人科に行きました。

 

これを読んで頂いた貴女も、パートナーの方でも、何も無ければそれで良いので、まずは検査に行ってみて欲しいです。

 

 

長くなりましたが、私の記録も含め書きましたが少しでも誰かが自分を大切に思って貰えたら幸せだなと思います。